2014年あけましておめでとうございます

2014年あけましておめでとうございます。

今年は、アベノミクスの真価が問われる年となりそうですね。４月からいよいよ消費税が増税されます。それが、どれだけ日本経済に影響を及ぼすのか推移を見てみたいと思います。マクロ経済的に見れば、大金融緩和で市場に大放出した円を増税によって調整するという意図があるのかも知れませんが、バブル経済とは程遠い状況の中、悪影響が先行しないか懸念されるところです。

私がアベノミクスに期待するのは、規制緩和の大胆な断行です。それによって、海外からの投資の促進と起業の促進、事業の拡大の機会を増やしてほしいと思っています。特に、電器メーカーを中心に、産業構造の変化がおきている分野では、優秀なエンジニアが新しい活躍の場を必要としています。その場を提供するためにも、彼らの受け皿となる投資会社を呼び込むことは重要だと思います。

外資というと、ハゲタカのイメージが強いですが、新陳代謝の早い産業構造を目指すならば、彼らの存在を無視することはできません。今の日本は、旧態依然とした会社を生き残らせることよりも、新しい産業を生み出すことに力を注ぐべき時だと思います。

また、日本の周囲の状況は、きな臭い状況となってきていましたが、政治的な状況はともかく、経済的な面から見れば、政府は機を利用して、中国市場からの撤退を促しているように思います。中国バブルがはじけるのは、今年か来年あたり。それまでに親日国も多く将来有望な東南アジアへシフトしやすい環境作りを行ってほしいものです。

さて、今年は、「中国経済の変調」と、「米国の債務増加による影響力の低下」によって、世界が大きく変わる最初の年となると思っています。それによって日本の立ち位置も大きく変わっていくでしょう。それが、日本に有利に働くか、それとも不利に働くか、政府の手腕に期待したいところです。

これらのことを踏まえて、今年の漢字は、「新」としたいと思います。

「新しい自分を作り上げること」
「新しい事業を作り上げること」
「新しい日本へ貢献すること」

という意味を込めています。昨年は、「変」の字にふさわしく私自身が内面的に大きく変わりました。今年は、それを成果に結び付ける年だと思っています。すべてが実現できるとは思っていません。でも一つ目の「新しい自分を作り上げること」に関しては、”確かに新しい自分になった” と、年末には言えるようベストを尽くしていきたいと思っています。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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